佐賀県武雄温泉
およそ1300年前に書かれた『肥前風土記』に登場する武雄温泉は、神功皇后も入浴されたと伝えられています。アルカリ性単純泉の湯で、保湿性に優れ、美肌をつくる泉質「美人の湯」として、今も多くの人々に愛され続けています。また、豊臣秀吉が示した入湯心得『豊臣秀吉塚崎温泉掟書』が保存されており、宮本武蔵や伊達政宗、シーボルトなどの入湯記録や伝説があります。温泉の入り口には、武雄温泉のシンボルである国重要文化財の『武雄温泉楼門』があります。現在使用されている共同浴場の木造建築として日本最古の「元湯」、武雄領主の専用浴室であった総大理石の貸切湯「殿様湯」をはじめ、立寄り湯が楽しめる、旅館、ホテルが点在しています。